【スズキ ソリオ 新型発表】S-エネチャージではなく「ハイブリッド」と銘打つ理由

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スズキ ソリオ 新型発表会
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  • スズキ 鈴木俊宏 社長
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  • スズキ 笠井公人 常務役員

スズキが8月26日に発売した新型『ソリオ』には、発進や加速時にモーターが一時的にエンジンをアシストするマイルドハイブリッド機構が初めて搭載された。

仕組みそのものはスズキがすでに軽自動車で展開している「S-エネチャージ」と基本的には同じだが、新型ソリオではS-エネチャージの名称は使わずに、ハイブリッドとして打ち出しており、グレード名にもそのままハイブリッドの名称を入れている。

今回あえてスズキ独自のマイルドハイブリッド機構であるS-エネチャージの名称を採用しなかったことについてスズキの鈴木俊宏社長は同日、都内で開いた新型ソリオの発表会で、「すでに小型車では、一般的にマイルドハイブリッドということで他社が(モデルを)出して市場もでき上がっているので、そういった意味でS-エネチャージの名称を使うよりは、小型車についてはハイブリッドということを打ち出した方が良いだろうという判断に基づいて決めた」と明かす。

一方、軽自動車に関してスズキの四輪技術本部長を務める笠井公人常務役員は「S-エネチャージを出す前に、(減速エネルギーを利用して発電した電力を電装品に使うことでエンジンの負担を減らす)エネチャージを2012年に『ワゴンR』で初採用したところ、これがお客様に受け入れられた。そのさらに発展型として少しエンジンをアシストする機構という意味でS-エネチャージの名前にした」と経緯を明かした上で、「S-エネチャージが非常に浸透しているので、軽自動車についてはその名前でやっていく」との方針を示した。

《小松哲也》

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