発表されたばかりのハーレーダビッドソン2016年モデル。注目は『Sシリーズ』とネーミングされた2台の上級仕様車だ。そのうちの1台は『FLSS ソフテイルスリム』に設定され、『FLSS SOFTAIL SLIM S』としてリリースされる。なんとエンジンは、受注生産の特別仕様車『CVO』にしかこれまで搭載されてこなかったツインカム110B。1801ccというハーレー最大の排気量を持つだけでなく、レース部門からフィードバックされた「スクリーミンイーグル」のチューニングパーツで組み上げられていて、その高いポテンシャルは“最強エンジン”と言うに相応しい。さらにこれまで、ソフテイルファミリーには搭載されていなかった油圧クラッチや電子制御クルーズコントロールといったワンランク上の装備を採用。外装も手の込んだ仕上がりで、燃料タンクには米軍機などでお馴染みのホワイトスターがあしらわれた。これは軍用ハーレー『WLA』を彷彿させるもので、50年代のアメリカで流行したボバーカスタムからヒントを得たFLS ソフテイルスリムにはとても似合う。今秋の主役となるのは間違いないだろう。
新型ハーレー『ブレイクアウト』&『ローライダー ST』に、SNSでは「更にカッコ良くなってきた」「奥さんの説得頑張るか」など反響 2025年7月10日 ハーレーダビッドソンジャパンは7月3日、2025年モデルに加わる…