マイナーチェンジしたシトロエン『C4』の最大の特徴は、PSAグループが新たに開発したパワートレインの搭載にある。
そう話すのは、プジョー・シトロエン・ジャポン広報部シトロエンPRマネジャーの村田佳代さんだ。エンジンはPSAグループが新開発したピュアテック1.2リットルターボで、世界34か国、80名のモータージャーナリストの投票によって選ばれるエンジンオブザイヤーを受賞(1リットルから1.4リットル部門)した。
このエンジンは、『C3』や『DS3』に導入された3気筒1.2リットルエンジンをベースに、最新の直噴システムとターボチャージャーを加え、最高出力は130馬力を生み出す。村田さんは、「このエンジンはC4に最適なパフォーマンスと、ハイレベルなハンドリングを実現。更に新たに、アイドルストップ機能を搭載し、燃費の改善に貢献している」という。
トランスミッションには従来の6速EGSに変わり、新世代型の6速オートマチック、EAT6が搭載された。村田さんは、このトランスミッションを「スムーズかつクイックなシフトチェンジが可能になっている」と評価。
これらのダウンサイジングにより、車両重量を30kgほどダイエット。燃費は20%向上し、16.3km/リットルを実現している。