積水化学工業 住宅カンパニーは、「V to Heimシリーズ」について、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)との連系を8月27日から開始すると発表した。住宅とPHEVと電力系統の連系は同社が初めてとなる。
V to Heimシリーズは、大容量太陽光発電システム(PV)と定置型リチウムイオン蓄電池に加え、住宅と車の間で電力のやりとりを可能にする「V2H(Vehicle to Home)システム」を搭載したエネルギー自給自足住宅。今年7月末には累計で380棟を超えるなど、着実に受注棟数を伸ばしている。
同シリーズでは、これまで三菱『MiEVシリーズ』と日産『リーフ』をV2Hシステムの対象としていたが、三菱『アウトランダーPHEV』との連系について、住宅と自動車および電力会社との安全評価や協議が終わり、系統連系が可能となった。
同社では、電力系統連系の対応車種を拡大したことで、顧客の選択肢を広げ、エネルギー自給自足住宅の販売促進を図る。