スウェーデンの名門自動車メーカー、サーブを買収したナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン(NEVS)社は8月17日、中国の東風汽車と提携すると発表した。
現在のサーブの親会社が、NEVS社。5月末、NEVS社は中国企業2社との戦略的提携を発表。同時に、中国に工場を建設する計画を公表したばかり。
今回、NEVS社は、中国の東風汽車と提携すると発表。東風汽車は中国の自動車大手。世界の大手自動車メーカーでは、日産、ホンダ、ルノー、PSAプジョーシトロエン、キア、ボルボ(商用車)などと提携し、中国で合弁事業を展開している。
NEVS社の発表によると、東風汽車との提携により、同社と今後、新型車を共同開発。世界規模での購買や配送ネットワークについても、協力を拡大していくことで合意した。
さらに、東風汽車は、NEVS社の中国でのEV生産を支援。中国での販売活動についても、東風汽車のディーラーネットワークを通じて協力していく。