叡山電鉄、車内で地ビール飲める電車を運行…8月29日

鉄道 企業動向
8月29日に行われる「地ビール祭り」の案内。「地ビール電車」も運行される。
  • 8月29日に行われる「地ビール祭り」の案内。「地ビール電車」も運行される。
  • 叡山電鉄の叡山本線出町柳~八瀬比叡山口間は今年で開業90周年を迎える。写真は八瀬比叡山口駅。
  • 八瀬比叡山口駅付近から伸びる叡山ケーブルも開業90周年を迎える。

叡山電鉄は8月29日、開業90周年記念イベントの一環として「八瀬えいでん《駅》地ビール祭り」を八瀬比叡山口駅(京都市左京区)で開催する。車内にビールサーバーを設置した「地ビール電車」も運行する。

八瀬比叡山口駅に留置した電車内と同駅2番線ホームで、叡山電車沿線の一乗寺ブリュワリーが醸造している地ビールなどを楽しめる。入場は無料だが飲食は別料金で、地ビール1杯は500円になる。開催時間は15時から20時まで。

「地ビール電車」は叡山本線の出町柳~八瀬比叡山口間で片道のみ運行。運行時刻は出町柳14時47分発~八瀬比叡山口15時00分着だが、出町柳駅での乗車時刻は14時20分から14時35分までになり、その間も地ビールを楽しむことができる。八瀬比叡山口駅に到着後は同駅2番線に留置して「地ビール祭り」会場の飲食スペースになる。

乗車に際しては、出町柳駅で発売されている「地ビール電車チケット」(1枚1200円)が必要。出町柳~八瀬比叡山口間の往復乗車券と地ビール2杯分の引換券が付く。チケットの発売枚数は60枚で、なくなり次第販売を終了する。

叡山電鉄が運営する現在の叡山本線出町柳~八瀬比叡山口間は、1925年9月27日に開業。同年12月20日には、八瀬比叡山口駅付近にあるケーブル八瀬駅からケーブル比叡駅までを結ぶ現在の京福電気鉄道鋼索線(叡山ケーブル)が開業し、両線とも今年で90周年を迎える。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集