JR北海道は8月7日、北海道新幹線新青森~新函館北斗間の部分開業に向け、H5系電車による訓練運転を8月22日から開始すると発表した。
運転士の各種運転操作の習熟のほか、車掌業務や駅ホーム柵の操作、指令による列車運行管理などの訓練を実施。本年度末に予定されている開業までの間、新函館北斗~新青森間で週4回程度行われる。
海峡線で線路を共用する在来線列車との兼合いから、訓練運転は深夜・未明の1時~3時30分に行われる。1晩あたりの運行本数は3往復程度で、新函館北斗駅を発車して新青森駅で折り返すパターンになる。初日の8月22日は、1時頃に安全確認のための列車を先発させ、その約20分後に訓練運転列車が発車するスケジュールとなっている。
このほか、新函館北斗~木古内間では、列車運行オペレーションの確認や異常時対応教育のための列車が日中時間帯に運行される場合がある。