米国の自動車最大手、GMは7月28日、ブラジルへの投資を倍増させると発表した。今回の投資は、2014-2019年の6年間にかけて行われるもの。従来、19億ドルとしていた投資額を、今回、38億ドルへ倍増する。投資を増やすのは、シボレーブランドのグローバル新世代モデルの開発や生産に備えるのが目的。この新型車は、ブラジルをはじめ、中国、インド、メキシコなどの新興市場に投入される。なお、この新型車は、米国への投入計画はない。急激に変化する新興国の顧客の需要に適合する新型車となる予定。GMサウスアメリカのJaime Ardila社長は、「この投資計画が、シボレーブランドにとって、ラインナップをリニューアルすることを可能にする」と述べている。
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