米国の自動車最大手、GMの「オンスター」は7月29日、顧客のオンスターの累計利用回数が10億回に到達した、と発表した。
オンスターは、GMが米国や中国市場などで展開している車載テレマティクスサービスサービス。オンスターは事故などの際、警察や消防への自動連絡を行うほか、盗難車の位置情報の提供や遠隔操作によるエンジン停止、最新のナビゲーションシステムなど、多くのサービスで構成される。
オンスターが最初にサービスを開始したのは、1996年。米国向けのキャデラック3 車種に、用意されたのが最初だった。
そして今回、顧客のオンスターの累計利用回数が10億回に到達。サービス開始から19年で達成した記録となる。
GMのグローバルコネクテッド顧客担当、Alicia Boler-Davis上級副社長は、「10億回の達成は、顧客のコネクティビティへの需要の大きさを示すもの」とコメントしている。