ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、新型スポーツサルーンの『XE』を6月2日より発売した。ガソリン車4モデル、並びにディーゼル車3モデル設定し、価格は477万円から769万円。
「XE」は、ジャガー・ランドローバーの新しいモジュラー アルミニウム構造を採用した第1弾モデル。高い剛性と軽量の特徴をもつアルミニウムを全体の75%に利用、ホワイトボディは251kgに仕上がった。さらに、50:50の前後重量配分を実現。この新アルミニウム アーキテクチャーは、フルモデルチェンジする新型『XF』やジャガー初のSUVとなる『F-PACE』にも採用される予定だ。
サスペンションでは、フロントにダブルウィッシュボーン、リアにはインテグラルリンク式を採用し、しなやかな乗り心地、歯切れのよい操縦性によるドライビングダイナミックスを実現しつつ、ジャガーらしいソフトな設定になっている。トップグレード「S」の場合、電子制御されたビルシュタインのアダプティブダンパーが標準装備となる。
エンジンは、180psの2.0リットル直列4気筒ディーゼル、200psの2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ、240psの2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ、340psの3.0リットルV6スーパーチャージャーをラインアップ。上級グレードの「S」に搭載されるV6スーパーチャージャは「F-TYPE」に搭載されているユニットと同様だ。全車には、ZF製の8速ATを採用する。
ボディサイズは、全長4680×全幅1850×全高1415mm、ホイールベースは2835mm。車両重量は、「Pure」が1600kg、「Prestige」と「Portfolio」が1640kg、「S」が1710kgだ。