宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)への補給ミッションのプログレス補給船(60P)が、7月5日午後4時11分(日本時間)にISSの「ピアース」(ロシアのドッキング室)にドッキングしたと発表した。
プログレス補給船(60P)は、7月3日午後1時55分、ロシアのソユーズUロケットにより、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。太陽電池パネルとKursアンテナを展開、正常に軌道投入された。
今回は、打ち上げから約6時間でISSにドッキングする運用ではなく、打ち上げから2日後にドッキングする運用が実施された。
60Pフライトでは、飲料水や補給用推進剤、酸素、食糧、長期滞在クルー用の衣服などの補給品をISSに運ぶ。