関西を中心に活動している大阪出身の鉄道タレント、古谷あつみさんの「東京進出」を関東の鉄道関係者らが歓迎するトークライブが7月3日、東京都港区内のライブハウスで開かれた。関西と関東の鉄道の違いなどをテーマに、鉄道会社の社員や鉄道カメラマンらのゲストとトークを展開し、満員の会場を沸かせた。
トークライブは、シンガーソングライターのオオゼキタクさんの司会により、大阪発東京行きの架空の臨時列車『ムーンライトあつみ』に見立てて進行。来場者には実物の切符をリアルに再現した特製の「乗車券」と「指定席券」が配られ、ステージ上にはオリジナルデザインのヘッドマークが映し出されるなど、ライブハウスが鉄道のムードに染まった。
古谷さんは以前、JRの駅員を務めていたという経歴の持ち主で、ライブの冒頭では鉄道との関わりや想いを披露。鉄道が好きになったきっかけは、阪和線の日根野電車区が近くにあったことといい、好きな車両は「113系電車の阪和色」、東京の鉄道のイメージは「山手線」で、理由は「都会に出てきたという感じがするから」などと語った。
ゲストとのトークでは、関東の難読駅名を読めるかどうかの挑戦が盛り上がった。蒔田(まいた:横浜市営地下鉄)や馬喰町(ばくろちょう:総武快速線)は正しく読めたものの、九品仏(くほんぶつ:東急大井町線)を「くじなぼとけ」、追浜(おっぱま:京急本線)を「はくひん」といった珍回答が登場すると、会場は笑いに包まれた。
ステージでは、駅員時代の同期からの東京進出を祝う手紙が披露されるという感動の一幕も。約2時間にわたるイベントの最後、古谷さんは「東京での第1歩として、鉄道の知識を皆さんに教えていただきながら頑張っていきたいと思います」とあいさつし、会場からは大きな拍手が起こっていた。
イベントではこのほか、鉄道の発車メロディ楽譜集「鉄のバイエル」で知られる「マツケン先生」による生演奏が披露されたほか、硬券やオリジナルデザインのヘッドマークをあしらったキーホルダーなどのグッズ販売も人気を集めていた。

