新型メルセデスベンツ『Cクラス』の高性能車として、日本市場にも導入されたばかりの『メルセデス AMG C63』。同車を最大のライバル、新型BMW『M3セダン』と徹底比較した映像が、ネット上で公開された。
メルセデス AMG C63には、4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。このエンジンは、新型スポーツカーの『メルセデス AMG GT』用と基本的に共通。トランスミッションは、7速デュアルクラッチのAMGスピードシフトMCT7。
高性能版の『メルセデス AMG C63 S』では、最大出力が510hp/5500-6250rpm、最大トルクが71.4kgm/1750-4500rpmに引き上げられる。0-100km/h加速は4.0秒(ステーションワゴンは4.1秒)、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を誇る。
一方、新型BMW M3セダンには、3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載。最大出力431ps/5500-7300rpm、最大トルク56.1kgm/1850-5500rpmを引き出す。トランスミッションは、6速MTと7速デュアルクラッチの「DCT」。0-100km/h加速は、7速DCTが4.1秒、6速MTが4.3秒。最高速は250km/h(リミッター作動)の実力。
6月15日、英国の自動車メディア、『evo』は、2台の比較映像を公式サイトで配信。およそ10分に渡って、2台の高性能スポーツセダンを徹底比較している。