叡山電鉄(京都市左京区)は7月1日から、4コマ漫画「城下町のダンデライオン」「わかば*ガール」のヘッドマーク車両を運行する。芳文社発行の漫画誌「まんがタイムきらら」とのコラボレーション企画の一環。
春日歩さん作の「城下町のダンデライオン」は、重力制御などの特殊能力を持つ王家9人きょうだいの次期国王選挙を描いた漫画。「まんがタイムきららミラク」で連載されている。一方、原悠衣さん作の「わかば*ガール」は、高校1年生の「お嬢様」が主人公の物語で、芳文社から単行本が発売されている。いずれも7月からテレビアニメの放映が始まる予定だ。
ヘッドマーク車両になるのは、800系電車2両編成1本(811+812号)と700系電車1両(721号)。811+812号編成に「城下町のダンデライオン」のキャラクターを描いたヘッドマークを取りつけ、721号には「わかば*ガール」のヘッドマークが掲出される。運行期間は9月30日まで。
「城下町のダンデライオン」ヘッドマークでは、叡山電鉄鞍馬線の終点・鞍馬駅が鞍馬寺の最寄り駅であることにちなみ、「城下町のダンデライオン×門前町のエイザンデンシャ」と表記したオリジナルコラボロゴを使用。「わかば*ガール」ヘッドマークのロゴも、紅葉の有名な社寺などが沿線にあることにちなみ、「わかば*ガール wakaba*girl」と「もみじ■ガアル momiji■gaaru」(■は紅葉のマーク)を組み合わせている。「もみじガアル」は「(沿線に)もみじがある」との意味が含まれているという。