ホンダが3月、ジュネーブモーターショー15でワールドプレミアした新型『シビック タイプR』の市販モデル。同車の海外自動車メディアによる試乗レポートが、ネット上で公開されている。
新型ホンダ シビック タイプRには、新開発の直噴2.0リットル直列4気筒ガソリン「VTEC」ターボを搭載。最大出力310ps/6500rpm、最大トルク40.8kgm/2500rpmを発生する。トランスミッションは、6速MT。0‐100km/h加速5.7秒、最高速270km/hの性能を誇る。
また、新開発の「+R」モードを採用。これは、ステアリングホイールのスイッチ操作によって、サーキットでのパフォーマンスを向上させるモード。スイッチを押すと、エンジンレスポンス、トルク特性、新開発の「アダプティブ・ダンパー・システム」が、サーキット向けの設定に変化する。また、フロントサスペンションには、「ステア・アクシス」を導入。これは、FF大パワー車にありがちなトルクステアを、最小限に抑えるシステム。
英国の自動車メディア、『Auto Trader』は、新型ホンダ シビック タイプRの試乗レポートを公開。一般道とスロバキアのサーキットの両方で、新型をテストしている。