宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、油井宇宙飛行士の活動状況とソユーズ宇宙船(43S/TMA-17)の打ち上げに向けた準備状況について発表した。
油井宇宙飛行士は、米国ヒューストンの米航空宇宙局(NASA)ジョンソン宇宙センター(JSC)で、これまでに習熟した訓練の復習、医学研究での追加実験データ取得など、国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在でのミッション遂行に向けての準備を進めている。
プログレス補給船(59P)によるISSドッキング中断を受けて見直しされていた油井宇宙飛行士が搭乗予定のソユーズ宇宙船(43S/TMA-17M)について、ISS参加各極は、現在の打ち上げ目標日について7月23日午前6時02分(日本時間)を設定している。
JAXAでは、ソユーズ宇宙船打ち上げの安全性の確認作業を継続している。油井宇宙飛行士のISSからの帰還日は、12月下旬ごろとなる予定。