ポルシェのPHVスーパーカー、 918スパイダー が生産終了…2年の歴史に幕

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ポルシェ 918 スパイダーの最終モデル
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ドイツの高級スポーツカーメーカー・ポルシェは6月19日、『918スパイダー』の生産を終了したと発表した。

918スパイダーは2013年秋、フランクフルトモーターショー13において、量産モデルを初公開。プラグインハイブリッド(PHV)システムを搭載したスーパーカーで、レーシングカーの『RSスパイダー』譲りのV型8気筒ガソリンエンジンは、排気量が4.6リットル。最大出力は608ps/8700rpmを引き出す。

このV8エンジンに、2個のモーターを組み合わせたPHVシステムを搭載。それぞれのモーターの最大出力は、フロントが130ps、リアが156ps。エンジンとモーターを合わせたトータル出力は、887psとなる。トランスミッションは7速PDK。動力性能は、「ヴァイザッハパッケージ」の場合、0-100km/h加速2.6秒、最高速345km/h。

6月19日、ポルシェは918スパイダーの生産を終了したと発表。918スパイダーに関しては、2014年11月半ば、限定918台を完売。918台のうちの最後の1台が、6月19日にドイツ・ツッフェンハウゼン工場からラインオフ。およそ2年の歴史に幕を下ろした。

なお、918スパイダーは2011年5月、日本での予約受付を開始。価格は68万4800ユーロ(当時のレートで約8220万円)だった。

《森脇稔》

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