中東アフターマーケット進出セミナー、名古屋と東京で開催 6月24・25日

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アウトメカニカ・ドバイ(2014)
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メサゴ・メッセフランクフルトは、6月に実施された「アウトメカニカ・ドバイ」の様子などを紹介する「中東(UAE・サウジアラビア)自動車アフターマーケット進出セミナー」を6月24日に名古屋、25日に東京にて開催する。

「アウトメカニカ」は独フランクフルトをはじめ、世界16都市で開催されている、世界最大の自動車部品・カー用品の国際見本市だ。2003年に出展企業数119社で始まった「アウトメカニカ・ドバイ」も2014年は出展企業数1696社、来場者数2万8709人と急激に拡大。また中東で急成長するアフターマーケット需要を背景に、2017年1月にはサウジアラビアで「アウトメカニカ・ジッダ」が初開催されることが決定している。

ドバイ税関の統計によると、2014年の自動車部品の貿易額は109億米ドル(約1兆3451億円)。うち輸入は63億米ドル(約7774億円)、その最大の輸入国は日本で、総輸入額の4分の1にあたる27億米ドル(約3332億円)に達している。しかし、そのポテンシャルを生かしている日系企業は少なく、UAEにおける日本車の市場占有率は6~7割と言われているにも関わらず、アフターマーケット分野ではわずか3割にとどまっており、進出めざましいアジアの企業にそのパイが取られているという。

今回のセミナーでは、それぞれアウトメカニカ・ドバイ&ジッダの統括責任者であるMahmut Gazi Bilikozen氏が来日し、中東アフターマーケットの最新情報と日系企業にとっての有益性を案内する。第2部では、アウトメカニカ・ドバイに 2年連続で出展しているデンソーが、出展の取り組みについて報告する。

名古屋会場は、愛知県産業労働センター ウインクあいち11階で、24日10:00~12:00。東京会場は、東京ドームホテル42階で、25日14:00~16:00。定員50名で先着順となる。事前申込が必要。

《纐纈敏也@DAYS》

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