関西国際空港と大阪国際空港の運営権売却、オリックス連合が一次入札を通過…来春に事業移管

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新関西国際空港は、関西国際空港と大阪国際空港の運営権を売却する第一次審査結果を公表した。

同社では、両空港の運営権に関心を示した事業者と質問・回答を重ねた上で、今年2月に参加資格審査通過者と直接対話した。しかし、運営期間が長過ぎることや、運営権対価が2兆円を超えるなど、ハードルが高く、入札参加者が見込めなかったことから第一審査書類の提出期限を3カ月延長し、プレ競争的対話を行ってきた。

第一次審査書類の提出期限だった5月22日までに、3者の応募者から提案があり、第一次審査を行った結果、「オリックス、ヴァンシ・エアポートコンソーシアム」だけが第一次審査を通過した。残り2者は、コンセッション実施方針に定める「応募者の代表企業要件が満たされていなかった」として非通過とした。

新関西では、第二次審査書類の提出期限について、6月15日としていた。しかし、具体的な条件などの協議や、第二次審査を厳正に進める観点から、第二次審査書類の提出期限を9月18日に変更する。

今年11月ごろ基本協定を締結し、2016年3月末に事業移管する予定。

《レスポンス編集部》

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