日産自動車は5月26日、同社のメキシコにおける累計生産台数が1000万台に到達した、と発表した。
日産は1966年、メキシコのCIVAC工場を稼働。ダットサン『ブルーバード』の組み立てを開始したのが、原点だった。同工場は日産にとって、初の海外生産拠点。
さらに日産は1982年、メキシコのアグアスカリエンテス工場を稼働。まずは、エンジンの組み立てや車体のプレス加工のみを行っていた。1992年には、完成車の生産を開始している。
メキシコでの累計生産1000万台は、最初の工場が稼働してから、およそ50年で達成した記録となる。記念すべき累計生産1000万台目となったのは、『セントラSR』。アグアスカリエンテス工場からのラインオフを、従業員が祝福した。
日産は2014年、メキシコで80万5871台を生産。前年比は18.5%増と伸びている。