英国の高級車ベントレーの主力車種『コンチネンタルGT』が今年、改良を受けることが分かった。
これは5月上旬、ベントレーが属するフォルクスワーゲングループが、ドイツで開催した年次株主総会で明らかにしたもの。同社のマルティン・ヴィンターコルンCEOは、「2015年内に、ベントレーのコンチネンタルGTに改良を施す」と宣言している。
現行のコンチネンタルGTは、クーペボディを2010年秋、パリモーターショー10で発表。4シーターのGTクーペで、先代のデザイン、エンジニアリング、贅沢さ、クラフツマンシップ、ダイナミックなパフォーマンス、日常的な実用性や洗練性などの精神を受け継ぎながら、さらに高い水準を目指して開発された。
6.0リットルW12気筒ツインターボエンジンは、最大出力575ps、最大トルク71.4kgmを発生。2011年には、4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを積む「GT V8」を追加している。
2015年内に、改良新型モデルの登場が決まったコンチネンタルGT。現行モデルのデビューからおよそ5年が経過して、大幅な改良を受ける可能性がある。