海上保安庁、巡視船「やしま」をフィリピンとベトナムに派遣…海賊対策で連携強化

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巡視船「やしま」
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海上保安庁は、巡視船「やしま」をフィリピンとベトナムに派遣して、両国の海上保安機関との連携訓練を実施する。

海保では、アジア各国との海賊対策に関する相互連携・協力推進を目的に、2000年以降毎年、巡視船を東南アジア海域に派遣し、海賊対策に当たっている。派遣期間中、往復路の公海上に海賊行為に対する巡視警戒・情報収集活動、必要に応じて海賊行為に対処する。

今回、巡視船「やしま」がフィリピン、ベトナムに寄港する予定。フィリピンは2012年8月以来、3年ぶり11回目の寄港、ベトナムは2012年9月以来、3年ぶり3回目の寄港となる。

フィリピンとベトナム寄港中は、国際協力の一環として、両国の海上保安機関との連携訓練、海賊情勢・対策に関する意見を交換して、両国との連携・協力関係を推進していく。

巡視船「やしま」は、5月3日にフィリピン・マニラ港に入港する。

《レスポンス編集部》

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