トヨタ・モーター・ヨーロッパは4月14日、2015年第1四半期(1-3月)のレクサスの欧州新車販売の結果を発表した。総販売台数は、第1四半期としては過去最高の1万5800台。前年同期比は37%増と大きく伸びた。
車種別の1-3月実績では、新型SUVの『NX』が6568台を売り上げ、レクサス全体の4割以上を占める最量販車に君臨。2014年10月の欧州発売以来、優れた立ち上がりを示している。
NXに続いたのは、コンパクトハイブリッドの『CT200h』。1-3月実績は、2539台。また、『IS』は2436台。以下、『RX』が1921台、『GS』が624台、『ES』が461台、『LS』が83台。
注目できるのは、ISの最も売れたグレード。ハイブリッドの「IS300h」がIS全体の85%を占めた。ディーゼルが主流の欧州市場で、ガソリンハイブリッドが支持を伸ばした。
レクサスは、「2015年の欧州販売目標は、年間6万台」と説明している。