日本政府観光局が発表した3月の訪日外客数は前年同月比45.3%の152万6000人と初めて150万人を突破し、2か月連続で過去最高を更新した。
東アジア・東南アジアでのビザの緩和、消費税免税制度の拡充、円安の継続による訪日ショッピング人気などに加え、欧州でのイースター休暇時期が変動の影響から、訪日外客が大幅に増えた。
市場別では、香港、ベトナム、米国、カナダ、英国、ドイツが単月過去最高を記録したほか、ロシアを除く19市場が3月として過去最高となった。
また、これら19市場では、前年同月比110.9%増の伸びを示したフィリピンを筆頭に、2ケタの伸びとなった。
一方、出国日本人数は同4.2%減の153万人で、訪日外客数が迫っている。