首都圏新都市鉄道は4月20日、つくばエクスプレス(TX)で運用している車両の車内照明を全て発光ダイオード(LED)に切り替えたと発表した。
同社によると、TX-1000系電車84両(6両編成14本)と、TX-2000系電車138両(6両編成23本)の全222両について、今年3月31日までに車内照明のLED化を完了。1編成あたりでは144本のLED車内照明が導入された。
蛍光灯とほぼ同じ明るさを保ちつつ、消費電力量は従来の蛍光灯より約5割削減。TX-1000系の蛍光灯が55Wだったのに対しLED灯は22Wで、TX-2000系も蛍光灯の41Wに対しLED灯は23Wになった。LED照明の寿命は蛍光灯の約4倍になる約4万時間で、首都圏新都市鉄道は廃棄物の削減にもつながるとしている。