ペナン島のランドマーク・ビル「コムター」とペナン国際空港を結ぶ軽便鉄道(LRT)プロジェクトがスタートする。来年にも工事が開始される模様だ。ザ・スターが報じた。
情報筋によると、LRTの全長は17.5キロメートルとなる。総工費は45億リンギ。プロジェクト・デリバリー・パートナー(PDP)コンセプトに基づき開発される。昨年8月に実施された入札には、6つのコンソーシアムが参加しており、3社が外国企業とのコンソーシアムで、残り3社がマレーシアの上場企業となっている。工事の発注は6月に実施される。ガムダやIJMコープ、中国企業が候補に挙がっているという。
ペナン州の交通行政洪水緩和委員会のチョウ・コンヨウ会長は、プロジェクトを確実に進めるためにPDPコンセプトに基づいた開発とすると明らかにしていた。またLRT建設には、5から6年以内の完工を予定しているという。
ペナン州では、ペナン交通マスタープラン(PTMP)に基づく交通設備の開発に270億リンギを割り当てている。海底トンネルや3本の高速道路の建設も計画されている。