格安航空会社エアアジアは中国の銀行カード決済サービス会社、中国銀聯(ユニオンペイ)子会社のユニオンペイ・インターナショナルとの戦略的提携関係を通じて売り上げを大幅に伸ばすことができると見込んでいる。ザ・スターが報じた。
エアアジアとユニオンペイ・インターナショナルの事業提携によりエアアジアのウェブサイト(airasia.com)を通じてフライトを予約する中国人利用客がユニオンペイのカードを使って人民元で支払うことができるようになる。ユニオンペイを利用した支払いでもエアアジアのBIGロイヤルティ・ポイントを貯めることができる。
エアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は、ユニオンペイとの事業提携によりオンライン支払いが簡単になり、利用が増えるとの予想を示した。また、ユニオンペイは中国以外の150カ国以上でブランドを成長させる計画で、ユニオンペイのオンライン取引額は1,000万人民元に上っていると明らかにした。また、ユニオンペイがエアアジアと事業提携をすることで、マレーシアやタイ、インドネシアなど中国以外でユニオンペイカードの発行が増えると予想した。
エアアジアは10年前に中国市場に参入し、現在では16都市以上への便を週に352便運航している。