米国の市場調査会社ナビガントリサーチは、新刊レポート「世界のストップスタートシステム搭載自動車(SSV)市場の分析と予測」において、SSVは2024年までに販売車両の55%を占めるとの予測結果を発表した。
ストップスタートシステム(アイドリングストップ)は、車両が停車するときにエンジンを自動的停止させ、発進する際に即座に再始動させるシステムだが、自動車メーカと車両所有者の両方から受け入れが進んでいる。販売車両においてSSVが占める割合が2015年の22%から2024年までには55%へ成長すると予測している。
西欧でス同技術が受け入れられた後、北米がSSVのターゲット市場になってきたが、当初は相次ぐ消費者の買い渋りにあったという。自動車メーカはシステムの機能性改良を進めており、米国の運転者へのアピールを行っている。北米での普及にはスムースかつ高速な作動が重要な点になるだろうとレポートは結論付けている。