西武鉄道は4月14日、池袋線や東京メトロ有楽町線・副都心線などで18日から運行を始める「黄色い6000系電車」の詳細を発表した。池袋線の池袋~飯能間開業100周年を記念したイベントの一環で、通常はグレーに青ラインの入った6000系アルミ車を「西武らしい」黄色に変更する。
6000系は1992年から登場した地下鉄乗り入れ対応車両。銀色のステンレス車体とグレーのアルミ車体の車両があるが、今回黄色になるのはアルミ車体の6057編成(10両編成)。運行期間は4月18日から2016年3月までの予定で、池袋線・西武有楽町線・狭山線のほか、東京メトロ有楽町線・副都心線、東急東横線、みなとみらい線に乗り入れて運行する。
運行開始初日となる4月18日は臨時電車1本の運転を予定しており、詳細は後日発表するとしている。
西武の電車は1969年に登場した101系から黄色の塗装を採用し、西武といえば黄色い電車のイメージで親しまれてきたが、現在はステンレスやアルミの銀色や、グレー塗装に青ラインなどが標準的なカラーリングとなっている。地下鉄乗り入れ車両で黄色い車体の電車は初の登場となる。