横断の高齢女性、無免許運転のクルマにはねられ死亡

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4日午後7時30分ごろ、宮城県石巻市内の県道で、自転車を押しながら徒歩で道路を横断していた78歳の女性に対し、交差進行してきたワゴン車が衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた32歳の男を逮捕している。

宮城県警・石巻署によると、現場は石巻市桃生町新田付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。78歳の女性は自転車を押しながら、徒歩で道路を横断していたところ、左方向から交差進行してきたワゴン車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因でまもなく死亡。警察はクルマを運転していた同市内に在住する32歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。後の調べで無免許であることも発覚し、道路交通法違反(無免許運転)容疑でも調べを進めている。

男は約8年前に違反累積で免許取消処分を受けて以来、無免許運転を続けていたとみられる。聴取に対しては「ボーッとしていた」などと供述しており、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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