歩道上の変圧器箱に衝突、無免許運転の男を逮捕

自動車 社会 社会

27日午後1時35分ごろ、兵庫県神戸市中央区内の市道を走行していた乗用車が暴走。スピン状態で歩道に乗り上げ、歩道に設置されていた変圧器箱に衝突する事故が起きた。警察はクルマを運転していた20歳の男を無免許運転の現行犯で逮捕している。

兵庫県警・生田署によると、現場は神戸市中央区花隈町付近で片側1車線の直線区間。乗用車は加速中に暴走して路外に逸脱。スピン状態で歩道に乗り上げ、歩道上に設置されていた変圧器が収められた金属製の箱(高さ1.5m、幅2m)に衝突。これをなぎ倒した。

事故による人的な被害は無かったが、変圧器の破損によって周辺の1100戸で一時的な停電が発生した。警察はクルマを運転していた兵庫区内に在住する20歳の男を道路交通法違反(無免許運転)の現行犯で逮捕している。

逮捕された男は今年7月に違反累積で90日間の免許停止処分を受けていた。聴取に対しては「加速したところで対向車と衝突しそうになり、急ハンドルを切った」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べるとともに、男が処分後も日常的に無免許運転を行っていたとみて、厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース