日産自動車の米国法人、北米日産は4月2日、米国で開催中のニューヨークモーターショー15において、新型『マキシマ』を初公開した。
マキシマは、日産の米国市場における最上級セダン。現行マキシマは7世代目で、2008年春、ニューヨークモーターショー08で発表。それから7年を経て、ニューヨークモーターショー15では8世代目が登場している。
新型も引き続き、「4ドアスポーツカー」をテーマに開発。現行型に対して、さらにシャシーを強化。北米日産によると、大型セダンの分野では、異例のスポーツカーのような加速とハンドリングを備えているという。
そのハイライトは心臓部。VQ型3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンは、部品の60%以上を刷新。最大出力は300hpを獲得する。同時に、高速走行時の燃費は、15%の改善を果たす。
トランスミッションは、「エクストロニックCVT」。パフォーマンス志向のチューニングが施されており、新開発の「D-ステップ」シフト理論を導入。北米日産は、「発進時の優れた加速性能と、アクセル開度が大きい場合の素早い変速を実現した」と説明している。