4月1日は、エイプリルフール。欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは、理想的な商用車を発表している。
商用車に求められる条件のひとつが、積載性。しかし、積載量を増やそうとすれば、ボディが大きくなり、取り回し性や燃費が悪くなる。
こんな悩みを解決するべく、フォルクスワーゲンが発表したのが、『キャディ・マキシ・ミニ』。フォルクスワーゲンの主力商用車、『キャディ・マキシ』をベースに、ボディを、ぐっとコンパクト化した新たな商用車。
全長は、日本の軽自動車よりも、およそ100mm短い2400mm。これは、キャディ・マキシの後部ドア部分を、切り詰めることで実現した。乗車定員は、ドライバー1名のみ。
それでいて、荷物積載スペースは、ベース車両と変わらない。また、最小回転半径は2m。フォルクスワーゲンによると、自転車に匹敵するという。フォルクスワーゲンは、「顧客は必要としない空間に対して、お金を払う必要はない」とコメントしている。