東急五反田駅の高架下に「トレッスル橋」活用のラーメン店

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五反田駅高架下にオープンするラーメン店のイメージ。トレッスル橋をシンボルとして活用する。
  • 五反田駅高架下にオープンするラーメン店のイメージ。トレッスル橋をシンボルとして活用する。
  • 1928年に五反田駅が開業した当時のトレッスル橋。

東京急行電鉄(東急)は4月1日、池上線五反田駅(東京都品川区)の高架下に、京都のラーメン店「京都北白川 ラーメン魅力屋」が入る商業施設をオープンする。歴史的な構造物である「トレッスル橋」を商業施設のシンボルとして活用する。

トレッスル橋は、鋼材をやぐら状に組み上げた橋脚に桁をのせた橋りょう。南阿蘇鉄道の立野橋りょうや、山陰本線余部橋りょうの旧橋(2010年使用終了)などが知られる。池上線では五反田駅の高架橋に1928年完成のトレッスル橋が使われている。

新たにオープンする商業施設は鉄骨造り2階建て。ブラックメタルフレームを使用しつつ、外壁に木を用いて柔らかさを表現したという。夜にはライトアップによる演出も行う。また、トレッスル橋を取り囲むようにデッキを設置し、屋外での飲食もできるようにする。

《草町義和》

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