ホンダが3月30日に発表した軽オープンスポーツ『S660』のエクステリア設計を担当した本田技術研究所の谷口正将研究員は「2013年の東京モーターショーで公開した『S660コンセプト』を極力具現化することに一番注力した」と振り返る。中でも「とくにリアフードの形状には苦労した」と語る。というのも「当時は量産に向かない形状とか、樹脂でないとできないといわれていた」からだ。また「実際に樹脂製も視野に入れながら開発を進めてきた」ことも明かしたが、「最終的には鉄のコンベンショナルな技術でやりきった」と谷口氏は胸を張る。鉄にこだわった理由について谷口氏は「樹脂製よりも鉄の方が確実にリーズナブルということもあるが、やはり建付けの見栄えでは鉄の方が断然有利」と強調した。また「ドアミラーもなるべく薄型のものを造りたいということで、通常の可倒システムとは異なるものを、あえて海外の技術を取り入れながら造った」とも話す。具体的には「通常のミラーは可倒する時にスプリングで可倒させるが、S660はカムシャフト、プレートのたわみだけで可倒させている。これで天地方向の距離を狭めることができた」というわけだ。
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