韓国キアモーターズの米国法人、キアモーターズアメリカは3月25日、『ソウルEV』の米国販売エリアを拡大すると発表した。
ソウルEVは2014年2月、シカゴモーターショー14で発表。小型トールワゴンの新型『ソウル』をベースに開発されたキア初の市販EVとなる。
パワートレインは、モーターが最大出力109hp、最大トルク29kgmを発生。0-100km/h加速は12秒以下で、最高速はリミッターにより145km/hに制限される。
二次電池は、蓄電容量27kWhのリチウムイオンバッテリー。1回の充電で、最大193km以上走行できる。充電時間は240Vソケットで約5時間。100kWの急速チャージャーを利用すれば、25分で完了する。
ソウルEVは2014年後半、米国カリフォルニア州で発売。今回キアは、その販売エリアを拡大すると発表。新たに5州が加わり、ジョージア、テキサス、オレゴン、ワシントン、ハワイの各州でも販売されることが決まった。2016年には、さらなる販売エリアの拡大を目指す。