ポルシェAGは3月26日、フランスのポール・リカール・サーキットで、世界耐久選手権(WEC)に参戦するLMP1車両『919ハイブリッド』の2015年モデルを初公開した。
2015年モデルでは、エネルギー回生システムの性能を2014年モデル比で約33%向上。LMP1クラスにおける最上位のエネルギー回生カテゴリー「8メガジュール」へ移行する。
また、大幅な軽量化とともに、総合的な剛性アップ、さらにサスペンションとエアロダイナミクスの最適化により、ハンドリングを向上させた。
ポルシェチームは、大幅に進化した、ホワイトカラーの919ハイブリッド2台をWECの全8レースに投入。ただし、シーズンのハイライトである6月13日・14日のル・マン24時間レースには、3台体制で参戦。ホワイト、ブラック、レッドのカラーリングを施して登場する。