船舶事故隻数、6%減の2158隻と過去10年間で最少に…2014年

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船舶事故の推移
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海上保安庁が発表した2014年の船舶事故隻数は、前年比6%減の2158隻となり、過去10年間で最少となった。

船舶事故に伴う死者・行方不明者数は、外国船舶の死者・行方不明者を伴う事故の増加により前年比16人増の100人だった。

船舶事故の船舶種類別では、プレジャーボートが932隻、漁船が596隻、貨物船が276隻となっており、プレジャーボート、漁船、遊漁船の小型船舶による事故が全体の約7割を占めた。

船舶事故で最も多いプレジャーボートの事故では、機関故障、燃料欠乏や過放電による運航阻害が全体の約3割を占めており、漁船の事故では、衝突が全体の約4割を占めている。

船舶事故以外の乗船中の事故、海浜事故者数は、前年比135人減の2742人だった。死者・行方不明者数は、対前年比85人減の1155人。船舶事故以外の乗船中の事故における死者・行方不明者213人を事故内容別にみると、海中転落が最も多く、前年比18人増の118人だった。

マリンレジャーに関する海浜事故の死者・行方不明者255人を活動内容別にみると、遊泳中、釣り中ともに99人となっており、全体の78%を占めた。

《レスポンス編集部》

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