JAXA、NASAなど、GOSATやOCO-2などに関する協力で覚書に調印

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宇宙航空研究開発機構、国立環境研究所、環境省、米国航空宇宙局とGOSAT、OCO-2、GOSAT-2ミッションに係る協力に関する了解覚書に署名
  • 宇宙航空研究開発機構、国立環境研究所、環境省、米国航空宇宙局とGOSAT、OCO-2、GOSAT-2ミッションに係る協力に関する了解覚書に署名

環境省、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、国立環境研究所(NIES)、米国航空宇宙局(NASA)は、温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT)と炭素観測衛星2号(OCO-2)、温室効果ガス観測技術衛星2号(GOSAT-2)ミッションに関する了解覚書(MOU)の合意文書に署名した。

今回のMOUは、2014年11月21日に締結された「GOSAT、OCO-2、GOSAT-2との間の共同計画に係る協力に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の交換公文」に基づくもの。

GOSATと、その後継となるGOSAT-2、OCO-2ミッションは、宇宙から温室効果ガスの濃度分布を観測する人工衛星で、温室効果ガス吸収排出状況 の把握など、温暖化防止への国際的な取り組みに貢献するのが目的。

温室効果ガス濃度の精度の校正検証手段が限られている中、MOUに基づく協力により相互の衛星から得られるデータの比較検証や、相互の地上観測点の有効利用を通じて衛星データの品質向上が見込まれる。

MOUの下、各当事者は3CO2ミッションに搭載されるミッション機器の相互校正、共同サイエンスチームへの参加、気候変動に関する国際連合枠組条約に基づき開催される国際会議の場で共同プレゼンテーションを行う。

《レスポンス編集部》

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