クボタ、マレーシアでバイオガス発電事業へ 処理設備の初期投資を回収

クボタ(本社・大阪)は18日、マレーシアにおいてパーム油搾油工程で発生する廃液から回収したバイオガスを使用して発電し、売電収入によりパーム油廃液処理設備の初期投資を回収する事業を開始すると発表した。

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クボタ(本社・大阪)は18日、マレーシアにおいてパーム油搾油工程で発生する廃液から回収したバイオガスを使用して発電し、売電収入によりパーム油廃液処理設備の初期投資を回収する事業を開始すると発表した。

同事業は、特定目的会社バイオガスSULPOMを設立し、実施する。資本金は280万リンギ(8,700万円)でクボタが49%、マレーシアでパーム油の製造・販売を行うセリ・ウル・ランガット・パーム・オイル・ミルが41%、水処理危機の販売・エンジニアリングを行うアクアキミアが10%出資する。

クボタは、これまでマレーシアにおいて、BBCバイオガス社にバイオガス回収設備・排水処理設備1期のを受注している。

同社は、パーム油廃液処理の事業活動を通じて、ノウハウを蓄積することにより、今後プラント建設から運転・維持管理まで一括受注できる体制を構築し、アジアでバイオガス事業を更に拡大していく方針だ。

広瀬やよい

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