京王電鉄は4月1日から、最寄りの施設名称を入れた「副駅名標板」を新たに6駅に設置する。同社が3月19日発表した。「首都大学東京最寄駅」の副駅名標を設置した南大沢駅(東京都八王子市)に続く取組みだ。
今回副駅名標板を設置するのは、京王新線の初台駅(渋谷区)と、京王線の下高井戸(世田谷区)・柴崎(調布市)・府中(府中市)各駅、相模原線の稲城(稲城市)・京王多摩センター(多摩市)各駅。
それぞれの副駅名標記は、初台駅が「マニュライフ生命 本社 最寄駅」、下高井戸駅が「日本大学 文理学部 最寄駅」、柴崎駅が「調布自動車学校 最寄駅」、府中駅が「明星中学高等学校 明星小学校 明星幼稚園 最寄駅」、稲城駅が「駒沢女子大学 最寄駅」、京王多摩センター駅が「サンリオピューロランド 最寄駅」となる。
同社では2014年11月、首都大学東京南大沢キャンパス最寄り駅の南大沢駅に副駅名標板を初めて設置。12月からは広告商品として販売を開始した。副駅名標板の設置について同社は「鉄道を利用されるお客様の利便性の向上を図るとともに、地元と特にゆかりのある施設と鉄道、駅を結びつけることで、多くのお客様にも施設と鉄道が親しまれること」を目的にしているという。