青い森鉄道と仙台空港鉄道、「鉄道むすめ」コラボ切符発売

鉄道 企業動向
青い森鉄道と仙台空港鉄道は「鉄道むすめ」コラボ切符を発売。「八戸ときえ」「杜みなせ」のほか、両社のマスコットキャラクターもデザインされた切符がセットで販売される。
  • 青い森鉄道と仙台空港鉄道は「鉄道むすめ」コラボ切符を発売。「八戸ときえ」「杜みなせ」のほか、両社のマスコットキャラクターもデザインされた切符がセットで販売される。
  • 青い森鉄道と仙台空港鉄道は同型の車両を導入しているなどの共通点を踏まえてコラボ切符を発売することにした。
  • 青い森鉄道の青い森703系。JR東日本のE721系と同一の設計で、2014年に導入された。
  • 仙台空港鉄道のSAT721系。こちらもJR東日本のE721系と同一設計となっている。

青い森鉄道と仙台空港鉄道の2社は3月12日、「全国“鉄道むすめ”巡り2015 記念共同乗車券・入場券セット」を発売すると発表した。3月21日から販売する。

トミーテックが展開している鉄道職員キャラクター「鉄道むすめ」のスタンプラリーイベント「全国“鉄道むすめ”巡り2015」の開催にあわせ、2社が共同で記念切符を発売するもの。このスタンプラリーでは、青い森鉄道と仙台空港鉄道を含む鉄道21社とトミーテックの23キャラクターが「参加」する。

青い森鉄道は青森県内の目時~青森間を結ぶ青い森鉄道線を運営。仙台空港鉄道は宮城県内の名取~仙台空港間を結ぶ仙台空港線を運営している。仙台空港鉄道は2007年の開業時に、JR東日本のE721系電車と同一設計のSAT721系を導入。青い森鉄道も輸送力増強用としてE721系ベースの青い森703系を2014年に導入している。両社は同型の車両を導入しているなどの共通点を踏まえ、共同で記念切符を発売することにした。

記念切符は2社の乗車券・入場券がセットになっており、スタンプラリーのスタンプを押印できる台紙が付く。青い森鉄道分の切符は、「鉄道むすめ」キャラクターの「八戸ときえ」をデザインしたD型硬券乗車券、マスコットキャラクター「モーリー」をデザインしたD型硬券乗車券、「八戸ときえ」の名前の由来となっている八戸駅と目時駅のB型硬券入場券が含まれる。

仙台空港鉄道分も同様の構成で、D型硬券乗車券は「鉄道むすめ」キャラクターの「杜みなせ」とマスコットキャラクター「サッとくん」をデザイン。さらに「杜みなせ」の名前の由来になっている、杜せきのした駅と美田園駅のB型硬券入場券が含まれる。

発売額は1セット1700円。青い森鉄道は青森・浅虫温泉両駅で3月21日の窓口営業開始時刻から、仙台空港鉄道は仙台空港駅で同日9時から、それぞれ販売を始める。発売数は青森駅が250セット、浅虫温泉駅が50セット、仙台空港駅が300セット。販売状況によっては購入制限を設ける場合がある。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集