川崎重工、防衛省向け潜水艦「こくりゅう」を引き渡し

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川崎重工が潜水艦「こくりゅう」を防衛省に引き渡し
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川崎重工業は3月9日、神戸工場西浜岸壁で、防衛省向け潜水艦「こくりゅう」の引渡式を実施した。

式典には、原田防衛大臣政務官、武居海上幕僚長、山内装備施設本部長など、防衛省関係者が出席した。

「こくりゅう」は、潜水艦「そうりゅう」型6番艦。戦後、同工場で建造した潜水艦としては26隻目となる。2011年1月に起工してから約4年かけて建造してきた。

「こくりゅう」は、高い水中運動性能と推進性能を持ち、船体には高張力鋼が使用されている。スターリング機関を採用することで潜航性能の向上を図ったほか、各種システムの自動化、高性能ソーナーを装備することで捜索能力の向上とステルス性能の向上も図った。

主機関には川崎12V 25/25SB型ディーゼル機関を2基、川崎コッカムスV4-275Rスターリング機関4基、推進電動機1基を装備する。速力は20ノット。

《レスポンス編集部》

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