EVの航続距離イメージ、94%のドライバーが「50km以下」と回答…パーク24調べ

エコカー EV
日産リーフ(参考画像)
  • 日産リーフ(参考画像)
  • クルマを燃料で選ぶとしたら、どの燃料のクルマが欲しいか?
  • 年代別の割合
  • 電気自動車が1回の充電でどのくらい走れるかを知っているか?
  • 電気自動車がどのようになったら購入したいか?

パーク24は、「電気自動車(EV)に関する意識調査」を実施。そのアンケート結果を発表した。

調査はドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に、2014年12月22日から28日の7日間、非公開型インターネットアンケートで行い、6906名から回答を得た。

調査結果によると、クルマを燃料で選ぶ場合、49%が「ガソリン」と回答。次いで「電気」が17%、「水素」が13%となった。全体でみると「ディーゼル」は10%で「プラグインハイブリッド」の11%よりも低い割合になっているものの、中国地方では「ガソリン」に次いで、5人に1人が「ディーゼル」と回答している。年代別にみると、年齢が上がるにつれ、「ガソリン」を選ぶ割合は減っており、「電気」や「水素」など、環境に配慮するクルマを選ぶ傾向が見られた。

また、1回の充電でEVがどれくらい走ることができると認識しているか、具体的な数字で回答してもらったところ、94%が「50km以下」と回答した。現在販売されているEVの、一充電当たりの航続距離は180km~220km(JC08モード)だが、この距離数の範囲を回答した人は、わずか0.7%にとどまり、一般のドライバーには、電気自動車の正確な情報があまり知られていないことが分かった。

さらに、EVがどうなったら購入するかを聞いたところ、40%が「価格が手ごろになったら」と回答。次いで「航続距離に不安が無くなったら」が23%、「充電ステーションが増えたら」が20%、「好きな車種があったら」が14%となっている。

《纐纈敏也@DAYS》

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