証券委員会(SC)が5日に発表した年次報告書によると、マレーシアの資本市場における資金調達額が安定して増加している。
今年は950億-980億リンギが調達されると見込まれている。内訳は私募債(PDS)発行による調達が850億リンギ、新規株式公開(IPO)による調達が100億-130億となると予想されている。
2014年、調達された金額は919億リンギとなり、3年連続で900億リンギを突破した。昨年はPDSによる調達が全体の93.9%を占めて860億リンギとなった。残りの59億リンギはIPOを通じたものだった。
2013年、マレーシアの資本市場における資金調達額は940億リンギで、前年の1,459億リンギには及ばなかった。