ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、「2015ワールドカーオブザイヤー」の最終選考3台を発表した。
ワールドカーオブザイヤーは、2005年に開始。今回は2013年秋から2014年秋にかけてデビューした新型車の中から、最高の1台を選出する。条件は、2014年1月から2015年5月末まで生産と販売を継続しており、世界2大陸以上で販売していること。つまり、欧州専用車、北米専用車、日本専用車などは選考対象から外される。
投票は世界22か国以上、75名のジャーナリストが、バリュー、安全性、環境性、コンセプトなど6項目を基準に行う。
2015ワールドカーオブザイヤーの最終選考3台は、以下の通り。
フォード・マスタング
メルセデスベンツCクラス
フォルクスワーゲン・パサート
2月に発表された10台の中から、日本車では、新型マツダ『デミオ』と新型日産『キャシュカイ』が脱落。欧州勢では、BMW『 2シリーズ・アクティブツアラー』、シトロエン『C4カクタス』、新型MINI『ハッチバック』が、最終選考に進めなかった。
新型フォード『マスタング』、新型メルセデスベンツ『Cクラス』、新型フォルクスワーゲン『パサート』の一騎打ちとなる2015ワールドカーオブザイヤー。なお、ジュネーブモーターショー15では、欧州カーオブザイヤーに、新型フォルクスワーゲン パサートが選出された。
2015ワールドカーオブザイヤーは2015年4月、米国で開催されるニューヨークモーターショー15で発表予定。前回は、新型アウディ『A3』が受賞している。