JR東日本、京葉線全通25周年を記念してスタンプラリー開催

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1990年3月10日に全通した京葉線。JR東日本千葉支社は全通25周年を記念したスタンプラリーを3月1日から始めた。
  • 1990年3月10日に全通した京葉線。JR東日本千葉支社は全通25周年を記念したスタンプラリーを3月1日から始めた。
  • スタンプは京葉線内の9駅に設置されている。写真はスタンプ設置駅の新木場駅。
  • 京葉線全通25周年記念のスタンプラリーは3月31日まで行われる。

JR東日本千葉支社は3月1日から、京葉線の全線開業25周年を記念したスタンプラリーを始めた。

京葉線は東京湾に沿って東京と千葉を結ぶ鉄道路線。現在の川崎貨物~東京貨物ターミナル~新木場~千葉みなと~蘇我間と市川塩浜~西船橋間、南船橋~西船橋間を結ぶ貨物線として計画され、まず1973年10月1日に川崎貨物~東京貨物ターミナル間が東海道本線の貨物支線の一部として開業。続いて1975年5月10日に千葉貨物ターミナル~蘇我間が京葉線として開業した。

その後、京葉線は旅客線として整備されることになり、東京~新木場間を建設区間に追加。旅客線としては1986年3月3日に西船橋~南船橋~千葉みなと間が開業し、1988年12月1日に新木場~南船橋間と市川塩浜~南船橋間、千葉みなと~蘇我間が開業。1990年3月10日に東京~新木場間が開業して全通した。

一方、東京貨物ターミナル~新木場間は京葉線の旅客線化に伴い工事が凍結されたが、後に東京臨海高速鉄道りんかい線の計画に組み入れられ、2002年までに新木場~大崎間と、東京貨物ターミナル駅に隣接する車両基地への回送線が整備されている。

今年3月10日には、旅客線としての京葉線が全通25周年を迎えることから、記念イベントの一環としてスタンプラリーが始まった。主な駅で配布している専用パンフレットを入手した上で、東京・新木場・舞浜・新浦安・南船橋・新習志野・海浜幕張・稲毛海岸・蘇我の9駅に設置されているスタンプを押印する。

新木場・新浦安・南船橋・新習志野・稲毛海岸・蘇我6駅で押印したパンフレットを提示すると、オリジナルの「トレインカード」がプレゼントされる。また、9駅全てのスタンプを集めた人には「スタンプラリー達成賞」として先着2500人に「記念硬券入りトレインカードホルダー」がプレゼンされる。

スランプラリーの実施期間は3月31日まで。初発から終発までスタンプを設置する。

《草町義和》

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