欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンが3月3日、スイスで開幕するジュネーブモーターショー15でワールドプレミアする新型『トゥーラン』(日本名:『ゴルフトゥーラン』)。同車の公式映像が、ネット上で公開されている。
トゥーランは、2003年秋にデビュー。『ゴルフ』の車台をベースに開発された3列シートのMPV。新型の車台には、フォルクスワーゲングループの新世代モジュラー車台、「MQB」を採用。MQBのMPVへの導入は、新型トゥーランが初となる。ボディサイズは、現行比で大型化しながら、車両重量は最大で62kg軽量化。室内空間も拡大させた。
欧州仕様のエンジンは、ガソリン3とディーゼル3の合計6ユニット。ガソリンターボ「TSI」は、最大出力が110psから180ps。ターボディーゼル「TDI」は、最大出力が110psから190ps。全車に、アイドリングストップとブレーキエネルギー回生システムを装備。エアロダイナミクス性能向上の効果もあり、燃費は現行比で、最大19%改善。
フォルクスワーゲングループは2月24日、新型トゥーランの映像を、公式サイトを通じて配信。内外装を中心に、進化した3代目の内容を紹介している。