【ジュネーブモーターショー15】VW ゴルフ トゥーラン 新型を発表…燃費は19%向上

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新型フォルクスワーゲン トゥーラン(日本名:ゴルフ トゥーラン)
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは2月24日、新型『トゥーラン』(日本名:『ゴルフトゥーラン』)の概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー15で初公開される。

トゥーランは、2003年秋にデビュー。『ゴルフ』の車台をベースに開発された3列シートのMPV。日本市場へは2004年4月、ゴルフトゥーランとして導入された。世界累計販売台数は、190万台。ドイツでは、ベストセラーMPVに君臨している。

トゥーランは2006年、最初のフェイスリフトを受けており、2010年には2度目の大幅マイナーチェンジを実施。フォルクスワーゲンは今回発表した新型を、3世代目モデルと呼ぶ。

新型の車台には、フォルクスワーゲングループの新世代モジュラー車台、「MQB」を採用。MQBのMPVへの導入は、新型トゥーランが初となる。ボディサイズは、現行比で大型化しながら、車両重量は最大で62kgの軽量化を果たす。室内空間も拡大させた。

欧州仕様のエンジンは、ガソリン3とディーゼル3の合計6ユニット。ガソリンターボ「TSI」は、最大出力が110psから180ps。ターボディーゼル「TDI」は、最大出力が110psから190ps。全車に、アイドリングストップとブレーキエネルギー回生システムを装備。エアロダイナミクス性能向上の効果もあり、燃費は現行比で、最大19%改善している。

《森脇稔》

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