JR東日本水戸支社は3月14日、上野東京ラインの運行開始にあわせ、出発式などの記念イベントを常磐線の各駅で開催する。
当日はいわき駅1番線ホームと水戸駅イベントスペース・ホームで、品川行き上り特急『ひたち2号』の出発式を実施。開始時刻はいわき駅が5時40分、水戸駅が6時50分。両駅ともテープカットや出発合図などを行う。
11時から16時までは、水戸駅のイベントスペースで上野東京ラインの開業記念イベントを実施。「上野東京ライン開業記念弁当」の臨時販売や、開業記念オリジナルクリアファイルの配布などを行う。
このほか、いわき駅改札前と偕楽園臨時駅で、品川発の下り『ひたち』乗車客を歓迎する「お出迎え」イベントが行われる。いわき駅では『ひたち1号』の到着時刻にあわせ、9時18分からイベントを開始。『ひたち』などで運用されるE657系電車のイメージキャラクター「ムコナくん」らが出迎える。偕楽園臨時駅では同駅11時03分着の『ひたち7号』で到着した乗客を出迎える。
水戸駅のイベントで臨時販売される「上野東京ライン開業記念弁当」は、茨城県出身のタレント・磯山さやかさんがプロデュース。常陸鶏唐揚の野菜あんかけなど「茨城の豊かな大地が育んだ農産物などを使用」しているという。発売額は1100円。水戸駅の記念イベントのほか、東京・上野・品川・大宮各駅と鉄道博物館でも3月14日から5月31日まで販売する。偕楽園臨時駅では3月14日から29日までの開設日に限り販売する。
常磐線は上野東京ラインの運行開始に伴い、主に土浦以南で運行される快速・普通列車が品川駅まで直通。特急列車も現在の『スーパーひたち』『フレッシュひたち』をそれぞれ『ひたち』『ときわ』に改称し、一部の列車が上野発着から品川発着に変更される。